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新春の室礼 ~お正月飾りの意味と活かし方~

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みなさん、こんにちは!

新しい年を迎えるにあたって、お正月らしい飾りつけはされたでしょうか?
今回は、お正月飾りについて詳しくご紹介していきます(^^♪

まずは定番のしめ飾り。玄関に飾るしめ飾りは、神様をお迎えする印。邪気を払い、清らかな空間を作る役割があるんです。注連縄の輪は「区切り」を表し、この中に神様が宿ると考えられています。

しめ飾りには、様々な装飾が施されています。橙(だいだい)は「代々」を表し、家運の永続を願う意味が。末広がりの形の裏白(うらじろ)は、「繁栄」の象徴です。近年は、モダンなデザインのしめ飾りも増えてきましたね。アーティフィシャルフラワーを使ったしめ飾りなら、お正月が過ぎても春まで飾っておけますよ。

鏡餅は、神様へのお供え物。丸い形は「家内円満」を表し、上下二段重ねには、月日を重ねる、子孫繁栄という意味が込められています。最近は、可愛らしいキャラクター型や、プラスチック製の鏡餅も人気。衛生面でも安心ですね。

ところで、鏡餅の飾り方、実は決まりがあるんです。上の餅が「魂」、下の餅が「体」を表すため、下の餅の方が必ず大きくなるように。餅の間に挟む紙(堺紙)は、神様と人との境界を表しています。だからこそ、必ず白い紙を使うのがマナーなんだそうです。

門松は、神様の目印。松には常緑樹として生命力があふれているという意味があり、竹には真っ直ぐな心と節目節目での成長という願いが込められています。斜めに切られた竹の切り口は「刀」を表し、魔除けの意味も。松葉を束ねた俵は「五穀豊穣」を表現しているんですよ。ミニサイズの門松なら、マンションのベランダでも飾れます(^ω^)

その他にも、お年玉袋やポチ袋を飾って正月らしい雰囲気を演出したり、縁起物の置物を飾ったり。最近は、和モダンなインテリアに合わせた、スタイリッシュなお正月飾りも多く販売されています。一年の始まりにふさわしい、晴れやかな空間作りを楽しみましょう。

お正月飾りは、1月7日の松の内までが基本。ただし、地域によって15日まで飾っておくところもあります。片付けるときは、神様への感謝の気持ちを込めて、丁寧に行いましょう。しめ飾りや門松は、どんど焼きに持って行くか、お近くの神社でお焚き上げしてもらうのが正式。生木を使った飾りは、自然に還る形で処分するのが望ましいですね。

さて、年が明けて数日が経ちました。

1月は新たな気持でいままでとは違うことに挑戦する良いタイミングだと思います。今年はいままでとは違う自分になってみませんか?

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